ミドルゲームについて。

寒い辛いこの時期ももう少しで終わり、ハイシーズンも目前!!

春といえばライトゲームにとって最高のシーズンですが、それと合わせて是非チャレンジして頂きたいのが・・・

「ミドルゲーム」

最近ではインクスレーベルの皆様や、デコイさん等カタログやホームページ上にミドルゲームという言葉を使って頂き、少しずつ認知されてきたように思います。

さて、ではミドルゲームとは何なのか?疑問に思っている方も多いので、今回はそれについてしっかりと説明しておこうと思います。

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ライトでもヘビーでも無い!?だからミドルゲーム。

 

 

そもそもなぜミドルなのか?という事なのですが、その名の理由は使うタックルに関係しています。

今自分が通っているエリアは、海峡部で潮流が速く、狙う層は主にボトム。

最初はもっとライトなタックルで釣りをしていましたが、徐々に少しずつ強くなって行き、今の所こんな感じで落ち着いております⇓

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ロッド

・テンリュウ:ロックアイヴォルテックス RV75S-L

メーカーHP⇒https://fishing.tenryu-magna.com/shore/vortex.html

リール

・シマノ:17ツインパワーXD C3000XG

ライン

・よつあみ:鯛ラバーカスタム PE ボーンラッシュ WX8 0.6号or0.8号

リーダー

・サンライン:トルネード松田スペシャル競技ハリス ブラックストリームマジック 2号~3号

ジグヘッド

・デコイ:ボトムドライブ (5g・7g・10g)

・JAZZ:ランカーヘッド (7g・10g・13g)

ワーム

・インクスレーベル:ベイティ 2.3インチ

・モリックス:RAシャッド2インチ&フリーキーロック(共に廃盤)

・ガイア:さかな泥棒 2インチシャッドテールNEW!

・ケイテック:イージーシャイナー&スイングインパクト

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上記のようなライトゲームとくくるにはチョット強め?なタックルでミドルゲームを楽しんでおります(^^)/

専用ロッドは今の所ございませんので、秋イカ用のエギングタックル等でも大丈夫ですよ(*´ω`*)
(あくまでそんなに根も荒くない足場も良い身近な堤防での釣りを考えた道具立てです、根も荒く足場も悪いような磯等では大きい魚を掛けても全く歯が立ちませんのでご注意下さい。)

主にメインとなるフィールドは誰でも気軽に釣りができる堤防になります。

そしてライトタックルで挑んでおりましたが度々限界を感じており、少しずつタックルも強くなっていき今に至ります。

ここからはその理由を詳しく解説していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

・リグのウエイトが軽すぎてボトムが取りずらい( ;∀;)

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最初はキャロ等で釣りをしていましたが、刻々と変わる潮流に苦戦しておりました・・・

また、この時は頭の何処かに「ギリギリ底が取れるウエイトで釣りするのが一番釣れる」

と考えてましたので、ウエイトを軽くしすぎたというのもあります・・・

そこで、無理なく簡単に底をとれるウエイトに変えると、劇的に釣果が伸びました!

 

・釣れる魚がデカいΣ(・□・;)

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主に狙っているのはマダイなのですが、たまにとんでも無いサイズが掛かる事が有ります(笑)

そしてアコウ・ヒラメ・オコゼ等豪華な魚達。

アジやメバルを釣るようなライトタックルでも時間を掛ければ取れますが、

あまり長時間ファイトするのが好きでは無い&ラインブレイクで逃がしてしまうのは絶対避けたいので、自然とライトゲームよりワンランク強いタックルとなりました。

 

・バラシが多い(>_<)

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アジやメバルの延長でマダイやその他の魚を狙っているとどうしても小さくなるフックサイズ・・・

唇皮一枚等の掛かり方が多く、ランディング寸前でバラしてしまう事が多々ありました。

鈎も細軸な物が多いので、予想より大きなサイズが掛かり鈎が伸ばされてバラしてしまう事も・・・

そこで悩み、ショア真鯛でグーグル検索しているとしまなみ方面のエキスパートの方々のブログを発見!!

どうもマダイ専用のジグヘッドで狙っている模様・・・

内容も釣果もヤバ過ぎて、これは早速試してみよう!と思い良いジグヘッドを探していると、デコイのボトムドライブに出会ったわけです。

シンカーなど余計な物を介さず、フッキングパワーもダイレクトに伝わるのと、フックも大きめになった事でバレにくい所に掛かるようになり、バラシが減りました。

 

・・・とそんな感じで今のタックルになり、『釣りが凄く簡単になった』というメリットもあります(^^)/

そして最初はマダイばかり狙っていたのですが、釣りを振り返ってみると釣れてくる魚の多種多彩さ。

しかも結構おいしい魚が身近な堤防で釣れるという事に気づいてからは、もうこの釣りにどっぷりハマっていました。

 

何でも名前つけりゃ良いってもんでも無いですが(笑)一釣具屋の店員として、

是非この楽しい釣りを始めてもらいたい!何とか広めたい!と思い立ちこの釣りを『ミドルゲーム』と名付けました。

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ミドルゲームの魅力

 

次は自分が感じたこの釣りの楽しさを書いていこうと思います。(^^)/

 

・身近な堤防で意外なターゲットを狙える。Σ(゚Д゚)

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ホント意外な魚が釣れますwここにこんな魚居ったん??

みたいな感じで写真のような、瀬戸内では割とレアなヒラメなんかが釣れたりします。

因みにまだ自分は出会えていませんがこのヒラメはアルバイター森川が釣りました(^^)/

瀬戸内以外でもどんな魚が釣れるのか是非試してみたいですね来月遠征で試そう・・・(*´ω`*)

 

・ハマった時の爆発力(;゚Д゚)

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これはそのポイントのベイトの入り具合にも左右されますが、ほんとオフショア並の釣果になることも有ります。

ポイント・ベイト時合と全て揃った時の爆発力はほんと半端ないです(*_*)

一度味わうともう抜け出せませんwすごく楽しいですw

 

・狙うレンジを絞ることで釣りが簡単になる(*´ω`*)

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今行っているミドルゲームは常にボトムを狙う釣りなので、(後々はボトムに限らず色んなレンジを効率よく狙えるような釣り方も試していきたいと思っています。)

表層・中層・底とどこを狙おうか悩まなくて済み、その釣り場・状況に合ったウエイトを見つける事も容易です。

ボトムとは感覚的に一番見つけやすい確実なストラクチャーであり、リグが底に着いた時のラインの動きや竿から伝わる「ふっ」とテンションが抜ける感覚さえわかれば誰にでも捉えられると思います。

僕自身はジグヘッドはメインで5~10g程度の物を使っていますが、それでもボトムを取れなければもう少し重たくしても良いと思いますし、

とにかく『確実にボトムが取れる重さ』を基準にウエイトを選択して頂ければよいと思います(*´ω`*)特に何グラムだからこれはミドルゲーム!みたいなことは無くて良いと思います。

 

 

 

そしてライトゲームでは一日通してボトムばかり狙う事は中々ないと思いますが、

 

普段通っているポイントで徹底的にボトムを探る事で気付かされる”情報”はとても多いです。

シモリの位置や潮流に合った立ち位置、ブレイクまでの距離等、どんな時にどんな所に魚が付くのか、そのポイントの地形を知って得られる恩恵はとても大きいですよ(^^)/

同じポイントでライトゲームする時にもその情報は非常に役に立ちます。

 

 

・ライトなタックルでするやり取りの楽しさ

これはマダイとファイトして良く思うのですが、アタリの小ささに対してからの急な突っ込みはマジでたまりませんw

そして最近の道具の進化は本当に凄く、愛用しているよつあみさんのPE、ボーンラッシュは0.6号でも本当に強い!!

しっかりとリーダーを組んで挑めば、少々の魚ならドラグも出さずに上がってきます!!

テンリュウさんのロックアイヴォルテックスも、しっかりと曲がりつつも強烈な引きを受け止め魚を浮かしてくれる最高のロッドです♪

 

 

・カサゴがめっちゃ釣れる

カサゴがめっちゃ釣れます。味噌汁、から揚げ、美味しいです。

・・・とまあとにかく色々なメリットがあるこの釣りを、是非皆様にこの春チャレンジしてほしいと思っている次第でございます(*´ω`*)

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で、結局ミドルゲームとは何なの??
任意のレンジに合ったストレスなく簡単な仕掛けを、ライトゲームより少し強いタックルで使って、多種多彩なターゲットを狙う釣り。」

だと僕は思っております(^^)/

これに当てはまれば、特に細かいウエイトや釣り方の縛り等無く、それはミドルゲームと呼べるのではないかと思っております(‘◇’)ゞ

今でこそ瀬戸内がホームの僕はマダイ中心に色んな魚種を狙っていますが、地方によってはハタ系がメインとなるでしょうし、

自分も色々なエリアでこの釣りを試してみたいと思っております。

 

さて、長々とすみませんm(__)m最後になりますが、

春と言えば基本的には小さなサイズのベイトが接岸する時期。

瀬戸内ではイカナゴやシラス、イワシなどがメインのベイトになるでしょう。

釣り場でそんなベイト達が群れているのを見つけたらもうこっちのもんです♪

そんな状況では勿論ライトゲームにも最高の条件ですが、その下のレンジに居るさらに大きいターゲット達を狙ってみるのも最高に楽しいですよ(^^)/

と言う訳で長くなりましたが、今回はこれくらいにしとこうと思います。

次回は実釣も交えながら小さなコツやポイントの選び方など解説していこうと思います!

お楽しみに(^^)/